×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ファッション業界がいかに難しい舵取りを必要とされているかがわかる。
ファッションと言うものは本来、ギャンブルに近い要素があるため、ビジネスとして展開していくと問題に直面することが多い。
また、世界で有名なデザイナーの意外な一面が本書では垣間見れるところも面白い。たとえば、ラルフローレンやココ・シャネルはろくにデザイン画をかかない、ダナ・キャランのわがままぶりなど。
上場すると、企業の安定性が問われるため、斬新なデザインなど冒険ができなくなるが、資金調達がしやすい、しかし上場しなければ、資本の調達もできなくなるため、クリエイティビティーは保たれるが、会社自体が常に不安定。
そんな移ろいやすいファッション業界を本書で知れたのは貴重な体験だった。ファッション業界を通じて、ビジネスの難しさも本書で勉強できるので経済などを勉強している人も十分楽しめる内容だと思う。
PR